SNSのセンシティブな内容の設定を変更する方法【X・Instagram・他】
ソーシャルメディアのフィードには、さまざまなコンテンツが表示されます。中には無害で家族でも安心して見られるものもありますが、露骨な表現やセンシティブな内容を含むものもあります。そして、すべてのユーザーがそういった投稿を見たいわけではないでしょう。
そのため、InstagramやTikTokをはじめとする主要なソーシャルメディアには、特定の種類のコンテンツにフラグを付けたり、フィルターをかけたり、ブロックしたりする機能が用意されています。多くの場合、これらのフィルターはデフォルトで有効になっています。しかし、そのままにしておきたくない場合もあるでしょう。
この記事では、XやInstagramなどのソーシャルサイトで、センシティブな内容のフィルターを解除する方法をご説明します。
ソーシャルメディアにおけるセンシティブな内容とは
主要なソーシャルメディアプラットフォームは、それぞれセンシティブな内容について独自のポリシーや定義を設けています。
たとえばInstagramを運営するMetaでは、次のようなものを「センシティブな内容」に分類しています。
- 暴力
- 性的なニュアンスを含む、または露骨な画像
- タバコや電子タバコ、薬物などの商品の宣伝
- 美容整形の宣伝や描写
- ダイエット薬など、健康に関する主張に基づく商品・サービスの宣伝
一方、TikTokでは、次のような内容がブロックされる場合があります。
- 冒とく的な表現
- 性的なニュアンスを含む画像
- 現実的な暴力描写
- 銃器や武器の描写
- 違法薬物や規制薬物
- 成人向け、または複雑なテーマへの明確な言及
Xでは、ヌードや性的行為、過激な暴力描写、流血や残虐な表現、動物虐待などを含むコンテンツがセンシティブな内容に該当します。
ご覧のとおり、プラットフォームごとに基準は異なりますが、多くのサービスでは、暴力的または性的な内容は「センシティブ」に分類されるという点で一致しています。そして、特に未成年のユーザーが、こうした内容にアクセスできないようにする仕組みが設けられています。
そのため、多くのプラットフォームでは、新規アカウントや未成年アカウント、年齢や生年月日を登録していないユーザーのアカウントで、センシティブな内容のフィルターが初期設定で有効になっているのです。これにより、ユーザーが不快に感じる可能性のあるコンテンツや、不適切と判断される内容を目にするリスクを抑えることができます。
各プラットフォームでセンシティブな内容のフィルターを解除する方法
センシティブな内容のフィルターを有効にしておきたい人もいれば、興味のある投稿を見逃さないために、あるいは「コンテンツを表示」ボタンを何度も押さずに済むよう、フィルターをオフにしたい人もいるでしょう。
幸い、主要なプラットフォームでは、フィルターや表示制限をユーザー自身で変更することが可能です。ただし、手順はサービスごとに少しずつ異なります。ここでは、Instagram、X(旧Twitter)、YouTube、TikTokでセンシティブな内容のフィルターを解除する方法をご紹介します。
Instagramでセンシティブな内容のフィルターを解除する方法
Instagramは比較的厳しいポリシーを設けており、自動アルゴリズムと人間のモデレーターの両方が投稿を審査し、不適切またはセンシティブと判断された投稿を削除したり、ぼかし表示にしたりします。
また、ユーザーはセンシティブな内容の表示量を「標準」「少なめ」「多め」から選択できます。ただし、センシティブな内容を完全に無効にすることはできません。
Instagramで表示されるセンシティブな内容の量を調整するには、次の手順に従ってください。
- Instagramアプリを開き、メニューボタン(横線3本)をタップします。

- Settings and activity(設定とアクティビティ)で下にスクロールし、Content preferences(コンテンツ設定)を選択します。

- Sensitive content(センシティブな内容)をタップします。

- More(もっと見る)を選択すると表示頻度が高くなります。Standard(標準)センシティブな内容が平均的な量で表示されます。Less(少なくする)を選択すると、表示が制限され、ほとんどのセンシティブな投稿が表示されなくなります。

また、同じ手順で、政治的なコンテンツの表示量も調整できます。Content preferences(コンテンツ設定)でPolitical content(政治コンテンツ)を選び、表示量を設定してください。
X(旧Twitter)でセンシティブな内容の表示制限を解除する方法
Twitter(現在はX)では、センシティブな投稿や内容を表示する際に、毎回追加のボタンをクリックしなくても済むように設定することができます。アカウントの簡単な設定を切り替えるだけで、センシティブな内容を直接表示できるようになるのです。
Xでセンシティブな内容の表示制限を解除する手順は、Androidアプリとウェブ版でほぼ同じです。ただし、iOSアプリでは設定できないため、iPhoneやiPadを使用している場合はウェブ版を利用してください。
ウェブ版での手順は次のとおりです。
- Xのウェブサイトを開き、左側のメニューからMore(その他)をクリックします。

- Settings and privacy(設定とプライバシー)を選択します。

- Privacy and safety(プライバシーとセーフティ)をクリックします。

- Content you see(表示するコンテンツ)を選択します。

- Display media that may contain sensitive content(センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する)の横にあるチェックボックスをオンにします。

X(旧Twitter)でセーフサーチを無効にする方法
Xにはセーフサーチ機能があり、初期設定では有効になっています。この機能がオンになっていると、設定でセンシティブな内容の表示を許可していても、検索結果には表示されません。セーフサーチは簡単に無効にできます。前のセクションで紹介した最初の4つの手順に従って Content you see(表示するコンテンツ)のページを開きます。その後、以下の手順で進めてください。
- Search settings(検索設定)をクリックします。

- Hide sensitive content(センシティブな内容を非表示にする)のチェックを外します。

YouTubeで制限付きモードをオフにする方法
制限付きモードは、YouTubeのおすすめ動画やフィードに成人向けまたはセンシティブな内容が表示されるのを防ぐための設定です。動画のタイトルやメタデータなどの情報をもとに、不適切、成人向け、またはセンシティブと判断される可能性のある動画をフィルタリングします。
このモードは、YouTubeの設定から簡単にオン・オフを切り替えられます。手順は次のとおりです。
- YouTubeのウェブサイトにアクセスし、ログインします(まだログインしていない場合)。

- プロフィール写真またはアイコンをクリックし、Restricted Mode: On(制限付きモード:オン)を選択します。

- Activate Restricted Mode(制限付きモードを有効にする)のスイッチをオフに切り替えます。

TikTokで制限付きモードをオフにする方法
YouTubeと同様に、TikTokにも制限付きモードがあります。以下の手順でオン・オフを切り替えられます。
- TikTokアプリを開き、画面右下のProfile(プロフィール)をタップします。

- Profile(プロフィール)画面の右上にある三本線のメニューボタンをタップします。

- Settings and privacy(設定とプライバシー)を選択します。

- 下にスクロールしてContent preferences(コンテンツ設定)をタップします。

- Restricted Mode(制限付きモード)を選択します。

- Turn off(オフにする)をタップします。

TikTokのコンテンツ設定を調整する方法
TikTokでは、表示される内容の傾向を自分で調整できます。特定のジャンルを多めに表示したり、少なめにしたりすることで、フィードを好みに合わせてカスタマイズできます。手順は以下のとおりです。
- 前述の手順1〜4に従ってContent preferences(コンテンツ設定)を開く場所まで進めてください。そして、Manage topics(トピックを管理)をタップします。

- 「Health & Fitness」や「Pets」など、さまざまなジャンルに対応したスライダーが複数表示されます。各スライダーを左右に動かすことで、その種類の内容を多く表示するか、少なく表示するかを調整できます。変更後は、右上の Save(保存)をタップして確定することを忘れないようにしましょう。

トラブルシューティングとよくある問題
通常、主要なソーシャルメディアでは、センシティブな内容のフィルター設定をオフにするのは簡単です。とはいえ、さまざまな理由で、フィルター設定を変更する際に問題が発生することもあります。ここでは、よくある問題と対処法をご紹介します。
センシティブな内容をオフにするオプションが表示されないのはなぜですか?
センシティブな内容の設定を変更するオプションが表示されない場合、アカウントが子ども/未成年のアカウントとして分類されている可能性があります。たとえばInstagramでは、13〜17歳のユーザーはセンシティブな内容の設定を調整できません。これは、ほかのソーシャルメディアでも同様です。
成人の方の場合、アカウント作成時に年齢や生年月日を誤って入力している可能性があります。通常、アカウント設定で誤った情報を修正すれば、センシティブな内容の設定が利用できるようになります。未成年で子ども向けアカウントを使用している場合は、設定を変更する前に保護者の許可が必要になることもあります。
設定が元に戻ってしまいます。どうすればよいですか?
XやInstagramでセンシティブな内容の設定を変更しても、次にログインした時に、設定が反映されていないという報告がユーザーから上がっています。原因としては、技術的な不具合やバグ、もしくは単純にユーザーの操作ミスなどが考えられます。以下の対処法を試してみてください。
- センシティブな内容の設定を変更する手順をもう一度確認し、可能であれば 「Save(保存)」をクリックするなどして変更を確定します。
- モバイル端末を使用している場合は、ソーシャルメディアアプリが最新バージョンになっているか確認してください。
- 一度ログアウトしてから再ログインし、ページを更新して設定が反映されるかを確認してください。
- 改善しない場合は、利用しているプラットフォームのサポートに問い合わせ、助けを求めてみましょう。
センシティブな内容を投稿する場合:警告を表示する方法
自分のフィードにセンシティブな可能性のある内容を投稿する場合は、他のユーザーが不快に感じたり動揺したりするリスクを最小限にするため、あらかじめ警告を表示しておくと安心です。
Instagramなど多くのプラットフォームでは、投稿内容をスキャンし、「センシティブ」カテゴリに該当するかどうかを自動的に判断するスマートアルゴリズムが搭載されています。そのため、必ずしも自分で警告を設定する必要はありません。
ただし、一部のプラットフォームでは、他のユーザーのための予防措置として、投稿に特別な警告メッセージを表示することもできます。
たとえばXでは、投稿を手動でセンシティブとしてマークできます。これは、特定のユーザーにとっては成人向け、あるいは刺激が強いと受け取られる可能性のある内容を投稿する場合に役立ちます。Xでは、このような内容を定期的に投稿するユーザーに対し、プロフィール設定で投稿をセンシティブとして表示するよう設定することを推奨しています。
これを設定するには、「X(旧Twitter)でセンシティブな内容の表示制限を解除する方法」の手順1〜3に従ってPrivacy and safety(プライバシーとセーフティ)のページまで進みましょう。その後、以下の手順で進めてください。
- Your posts(あなたの投稿)をクリックします。

- Mark media you post as having material that may be sensitive(投稿するメディアにセンシティブな内容が含まれる可能性があるとしてマークする)のチェックボックスをオンにします。

FAQ:ソーシャルメディア上のセンシティブな内容に関するよくある質問
ソーシャルメディアでセンシティブな内容のフィルターをオフにしても安全ですか?
それは場合によります。ソーシャルメディアでコンテンツフィルターをオフにすると、過激な内容や露骨な表現、不快に感じる可能性のある投稿が表示されるなど、一定のリスクが伴います。こうした内容への反応は人それぞれです。中には、ストレスや不安を感じる人もいるでしょう。また、アカウントを他の人、特に未成年者と共有している場合は注意が必要です。
センシティブな内容のフィルターをオフにするとどうなりますか?職場での閲覧に適さない内容は表示されますか?
プラットフォームによって異なりますが、一般的にフィルターや制限をオフにすると、職場での閲覧に適さない内容に遭遇する可能性が高くなります。また、露骨な画像や動画が含まれる場合もあります。
Instagramで18歳以上向けの内容を表示するにはどうすれば良いですか?
Instagramで成人向け(18歳以上向け)のコンテンツを表示するには、Settings(設定)メニューを開き、Content preferences(コンテンツ設定)をクリックまたはタップします。次に、Sensitive content(センシティブな内容)サブメニューを開き、More(多め)をタップすると、この種のコンテンツがフィードに表示されやすくなります。
Twitterで18歳以上向けの内容が表示されないのはなぜですか?
Twitter/Xでは、18歳未満のユーザーや年齢を設定していないアカウントに対して、センシティブな内容を非表示にしたり制限したりすることがあります。また、気づかないうちに、センシティブな内容を警告表示のあとに表示する設定をオンにしている可能性もあります。設定を変更すれば、この制限を無効にし、センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示できます。
ソーシャルメディアで不適切な内容を表示させないようにするには、どうすればいいですか?
フィードに不適切な内容が表示されないようにするには、各プラットフォームに用意されている設定やフィルター機能を使って、その種のコンテンツを制限またはブロックできます。手順は利用しているサイトによって異なります。たとえばInstagramでは、「Content preferences(コンテンツ設定)」からセンシティブな内容の表示を調整できます。
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